ご あ い さ つ

私たちは多くを学ぶ一年に
現代の人々の常識が大きく変わり

この度、日本赤十字看護学会第23回学術集会会長を拝命いたしました日本赤十字社清水赤十字病院看護部長の大沼まゆみでございます。

日本赤十字看護学会は、赤十字理念の根幹である「人道」に基づき、会員相互の研鑽と交流を図り、看護学の発展を目指すことを目的に、 その学術的な組織基盤として平成12年に設立されました。設立時の趣意書には、看護学の知識体系を確立し看護学研究の高度化・専門化を進めること、 実践・教育・研究に携わる者が相互に知識を交換・共有し研鑽し合える場をつくることが示されています。

この趣旨に沿って、毎年学術集会が開催されており、令和4年度には第23回日本赤十字看護学会学術集会を7月16日17日に北海道十勝の地において開催いたします。

テーマは「赤十字看護の未来 ―コロナ危機を乗り越えて―」としました。

100年振りに人類が経験する2度目のパンデミック”COVID-19感染症”は医療をはじめ現代の人々の常識を大きく変化させました。 失ったものもたくさんありますが、機械化、デジタル化などによるコミュニケーション技術の進歩など学んだことも少なくありません。 今もなお世界的感染の流行は続いていますが、ワクチンや治療薬の開発と国民一人一人の努力により、少しずつではありますが元の生活を取り戻しつつあります。

第23回学術集会ではCOVID-19感染症との2年以上にわたる戦いにおいて看護教育そして医療現場がどのようなものであったか振り返り総括して、 今後起こり得るであろう新興感染症への備えを議論することにより教育・医療・介護・福祉それぞれの立場で共有できることを目指しています。

第23回学術集会は北海道十勝の地に参集いただきたいと考えておりますが、COVID-19感染症から学んだICTを駆使してハイブリッド開催とし、 全国の会員の皆様はもとより、様々な分野の方々に赤十字の看護や活動を発信したいと考えております。

第23回学術集会への多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

第23回日本赤十字看護学会学術集会 会長
清水赤十字病院 看護部長
大沼 まゆみ